夏本番になる前にやっておきたいエアコンの試運転のポイント
5月、6月あたりになると気温の上昇によりエアコンを稼働させることが多くなってきます。
特に今年は新型コロナウイルスの影響もあり、自宅で過ごすことが多くなりました。
今回は本格的なシーズンを迎える前にやっておきたいエアコンの試運転についてご紹介いたします。
エアコンの試運転をすることで本格的な使用前に不具合に気付くことにもつながり、
万が一修理やメンテナンスが必要になった際にも、
夏の繁忙期でエアコン専門業者が対応できない時期を回避できる可能性があります。
目次
エアコンの試運転方法
エアコンの試運転の方法メーカー毎に推奨方法が発表されています。
例としてダイキン工業(うるさら、リソラなど)が推奨している方法をご紹介いたします。
ダイキンが推奨する試運転の方法は、以下の通りです。
(1)温度を最低温度「16〜18℃」に設定する
(2)運転モードを「冷房」にして10分ほど運転する
(3)冷風が出ているか、異常を示すランプが点滅していないかを確認する
(4)30分ほど運転し、室内機から水漏れがないかを確認する
(5)異臭や異音がないかも合わせて確認する
各メーカ毎の試運転方法リンク
▼ダイキン工業(うるさら、リソラ)
https://www.daikincc.com/campaign/switch-on/
▼三菱(霧ヶ峰)
https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/kirigamine/special/test-run/
▼パナソニック(エオリア)
https://www.panasonic.com/jp/support/consumer/special/aircon_summer.html
▼富士通ゼネラル(ノクリア)
https://www.fujitsu-general.com/jp/support/how-to/as/pre-season/
▼日立(白くまくん)
https://kadenfan.hitachi.co.jp/ra/check/
▼シャープ(エアレスト)
https://jp.sharp/support/air_con/doc/trial_check.html
試運転は必要?
メーカーが実施したエアコンに関するアンケート調査によると(調査期間は4月3日~4日)
試運転の経験がある人は全体の3割程度となっており、「試運転の必要性」自体が認知されていない状態であるといえる結果となっています。
外気温が比較的低い初夏にエアコンの試運転する方がエアコン内部に負荷がかかりにくく、
エアコンの寿命を延ばすことにもつながります。
エアコンの試運転と合わせて室外機の動作確認、フィルター清掃も行うことで、
より快適にエアコンの寿命を延ばすことにもつながるでしょう。
エアコンの試運転に関するまとめ
エアコンの試運転はなるべくシーズン前に実施することで
快適に利用できるだけではなく、エアコンの寿命を延ばすことにもつながります。
上記に挙げたメーカー毎の開設ページでは機種ごとの細かな推奨方法も紹介されておりますので
ご利用のメーカーのページを確認してみるといいでしょう。
またエアコンの寿命に関しては別の記事でも解説しておりますので
ご参考にしていただければ幸いです。
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